韓国映画の巻 火車 HELPLESS

こんにちは。

今回は「火車」。

原作は、宮部みゆきさん。

結婚を予定していた婚約中の彼女が失踪。その彼女を探すというお話。

暗く哀しいお話ではありますが、彼女の置かれていた環境は、現実にもあるようなものではないかなと思うにつけ、現実なら、第3の選択肢があって欲しいなと、観終ってから思った作品です。

自分が生きる為に、人を殺すことを選択するか、自分が生きるのをやめるかくらい追い詰められ続ける人生。

ただ、ラストシーンには救いがあって、優しい気持ちで終わってよかったと思います。

ひとつの純愛なのだなと。

彼女役のソニョン(キム・ミニ)はセリフが本当に少なくて。

たくさん背負いこんでしまっているけれど、言葉にできず、無言で、あどけなく見える正面からの顔のカットが印象的。子供のようでもあり、捨てられた猫のようでもありで、素晴らしい演技、表情だなと思いました。

……個人的には、”ファン・ジニ”のドラマをずっと観ていたので、現代にオムスさんがいるのに、少々、気が散ってしまいました。トホホ。

 

マイ分類

・若干グロ系

・キャストGood系

・ストーリーGood系

・心痛くなる系

・純愛系

 

海外ドラマの巻 コールドケース

こんにちは。

今回は「コールドケース」。

アメリカ、フィラデルフィアを舞台に、コールドケース(未解決の事件のこと)をリリー・ラッシュ刑事と、殺人課のメンバーが解決していくというストーリー。

一話完結型です。

クライム系のドラマ好きの私は、もちろん、1話から観ており、そして、何より、主演のキャスリン・モリスさんのルックスが素敵すぎて、釘づけになっておりました。

こんなに透き通る肌で哀しげな瞳をした女刑事さん……。

毎回、未解決だった各事件の、哀しい人間模様や犯罪の原因、犯人などが静かに明らかにされていき、事件当時のヒット曲が流れるという定番の演出により、情緒的で心に染みいる良作だと思います。

とても素晴らしい……のですが、私は最終シーズンまで観ていない、めずらしく挫折をした作品でもあります。

 

ある日、自宅でCDの整理をしていて、なつかしいCDを片づけの合間合間にかけていたんですよね。

そして、懐かくもあり、いい思い出と共にあったバングルスのCDをかけていたら、どうも哀しくなって、泣けてくる……。

その時は、なぞだったのですが。

その後、なぜか聴くと泣けてくる曲がいくつか出てきて。

 

そして、気がついたのです。コールドケースだなと。

とっても、効果的にヒット曲を使っているので、コールドケースのストーリーと曲が結びつきすぎてしまって、私には影響が大きすぎたみたいでした。

 

その後、しばらくは観続けていたのですが、未解決の事件の真相が、あまりも哀しいものだったりして、胸の痛みに耐えきれず、断念しました。

良作だったのですが、軟弱な私です。

ただ、いい作品だったなあということは覚えておきたい、そんな作品。

 

マイ分類

・犯罪系

・キャストGood系

・ストーリーGood系

・重め鑑賞系

・心痛くなる系

 

 

 

 

日本ドラマの巻 不毛地帯 1979

こんにちは。

大好きな山崎豊子さん原作の「不毛地帯」。

唐沢寿明さん主演の方は、なんやかやで5回位は観ているのですが、やっと1979年の平幹二朗さん主演版を観はじめました。

はじめは、時代的に、セットでの撮影が多くて、背景に気が散ってしまったりしたのですが、展開が面白いので、やっぱり、ぐいぐい引き込まれます。

たまに、はっとびっくりしてしまうのが、心の声……。

夢中になって観ていると、たまに、心の声が、画面にテキストで表示されます。

一瞬、うぉっと我に返ってしまって。

少し、マンガやゲームみたいな感覚がよぎるのかしら。

私にとっては、はじめてのパターンの演出なので、全体の半分程度観終わっていても、まだ、慣れず……です。新鮮にも感じますが。

 

2009年の新しい方と比較すると、全体としては、こちらの方が、黒いものをオブラートに包まないでいる感覚。重さがある感じ。

 

個人的には、山本陽子さん、大谷直子さんが美しすぎて、目が離せません。

後半も楽しみです。

 

マイ分類

山崎豊子さん系

・キャストすばらしい系

・ストーリーすばらしい系

・重め鑑賞系

 

 

 

日本映画の巻 暗殺教室

 こんにちは。

現在、「暗殺教室-卒業編-」公開中なんですね。

ジャンプモノの実写化、2015年公開の一作目を観た感想。

学生時代なんて、もうずいぶん前のことになるのだけど、

学生っていいなあとしみじみ。

わかりやすいストーリー展開で、娯楽として観ることができる映画でした。

休み時間ごとに、愛情あふれたバトル(!?)のできる学生時代なんて、

送ってみたかったなあと、少々うらやましい気持ちを持ちつつ、鑑賞終了。

卒業編では、生徒さんの成長したアクションシーンに期待。

 

マイ分類

・学園系

・キャストGood系

・ストーリーGood系

・軽め鑑賞系

・ぐにょぐにょ系

 

 

 

 

海外ドラマの巻 メンタリスト

こんにちは。

頭の中に海外ドラマがつまりぎみなので、海外ドラマの巻。

今回は「メンタリスト」。

日本では、”スーパー!ドラマTV”で、遂にファイナルシーズンが放送開始!

シーズン1から観ていると、すっかり情がわき、ファイナルと思っただけで、もったいなくて、観たいという思いと、観たくないような思いが、いったりきたりしています。

 

このドラマは、観察することにたけていて、人の心理を読み、操ることのできる”メンタリスト”のパトリック・ジェーンという主人公が、犯罪コンサルタントとして活躍するお話しです。

”メンタリスト”という言葉自体は、Daigoさんのご活躍で知られているように思います。

大きなメインストーリーは、主人公の宿敵レッド・ジョンの捜査というものがあるのだけれど、毎回、1話完結のストーリーが用意されていて、”刑事コロンボ”や、日本だと”古畑任三郎”を観ている感覚に近いかもしれません。

毎回、テンポがよくて、ひねりのある捜査が気持ちいいドラマですが、私が、もう感服してしまっているのは、キャスティング。最高!

メインキャストが、そろいもそろって、笑顔が本当にチャーミング。

真顔の演技が多い中、笑った時のギャップで、ハートわしづかみです。

 

主人公パトリック・ジェーン役のサイモン・ベーカーは、以前、”堕ちた弁護士 -ニック・フォーリン-”というドラマを主演していたので知っていたのですが、当時は、ドラマのシナリオが良くて観ているという感じで、主役に強い印象は持てませんでした。あくまで、私はです……。

今回の役は、甘い笑顔連発で、この方の最大の魅力は笑ったとこだなあとしみじみ。

テレサ・リズボン役のロビン・タニーも、びっくりするくらい笑ったところがかわいい。他のキャストも、それぞれたまらん感じです。

中でも、キンブル・チョウ役のティム・カンは、役柄、感情をあまり表に出さないのですが、それでも、たまに微笑むことが……それが、良すぎるですよ。

笑っている幸せな場面も多くて、観ていると幸せな気持ちになります。

あー、終わって欲しくないです。

 

マイ分類

・犯罪系

・キャストGood系

・ストーリーGood系

・軽め鑑賞系

・シーズンで当たり外れ無し系

・幸福度高め系

 

 

 

再チャレンジの巻

お元気ですか?

これまで、何度かブログを書こうとしたことはあるのですが、数回で断念していました。

一番の理由は、何のジャンルで書こうか迷いつつ、決めきることができなかったからかなと考えています。

決めたいのだけれど、決めきれない……ダメな感じでした。

ですので、今回は、とりあえず、”ジャンルなどは決めない”ということだけ決めて、書いてみようかなと思います。

続くといいのですけれど……。